2009年02月28日

達成感??

 文京区の中高一貫の私立校で、3名の英語教諭が、実用英語技能検定(英検)の問題を試験の実施前に開封して対策講座の名目で中学生に模範解答を指南していたことが発覚しました(2月27日付・読売新聞参照)。
 報道によると、英検2〜5級の試験は、10人以上が受験する場合は学校や塾が試験会場として認められ、問題は各会場ごとに、英検を運営する協会から試験の数日前に受け取り、当日まで保管しておく流れだそうです。
 件の教諭らは、この送付された問題を事前に開封して、これを基に生徒を指導したのですからあきらかな不正なのですが、私が怒りを覚えるのは、彼らが「英検に合格することで生徒たちに達成感を得させたかった」と不正行為をした理由を述べていることです。
 他の会場で受験した子供はおそらく「ずるい」という不平等感を抱いたでしょうし、同校の生徒は自身の意思とは無関係に、不正の渦中に巻き込まれてしまいました。
 
少なくとも、どこの会場で受験した子供たちも、コツコツ努力を重ねてきたのです。
眠たいのやテレビを見たい欲望をぐっと我慢して机に向かって、毎日試行錯誤しつつ努力を積んで積んで。その努力が報われたとき、頑張った自分を誇りに思う。
『自分流のプロセスを経てやっと結果を得られた喜びを自身がかみしめる』=これが“達成感”ではないですか?

それぞれの子供が頑張るプロセスを帳消しにしてしまうような不正をして結果を出してあげることが達成感にはなりません。 

自分は頑張ったのに、その過程に大人の不正があったとわかった時、子供たちの達成感は、深い驚き・失望・不信にそっくり変わり、大人になっても小さな傷になって残ることと思います。

大人と違って中高生の世界の大部分は学校なのです。だからこそ、ここでの大人の一挙一動は、子供たちの人間形成によくも悪くも大きく影響を与えてしまうということを、今一度、大人は肝に銘じるべきです。

 



posted by 田辺のぶひろ後援会 at 16:33| 田辺のぶひろ

2009年02月21日

大学は春休み

 藤枝市の緑豊かな駿河台。その小高い丘の上にあるのが、私の勤める静岡産業大学です。
現在は、今年度の後期試験も終わり、新学期を待つ春休み中です。
 私が教えているのは、政治学の範疇に入る『国際関係論』と『地方自治論』の2科目。
 教壇に立つ身として楽しみににしているのが、全ての授業を終えた時に学生から取りまとめるアンケートです。
授業に関しての感想を自由に書いてもらうのですが、多くの学生の最初の感想は「(必修だから仕方なくとっただけで)国際関係論なんて難しいそうで関心なかった」というものでした。それが、半年の授業を終えた最後のアンケートには、「今では毎日、新聞の国際面を見るようになりました」とか、「テレビのニュースを見ないと落ち着かなくなりました」という感想が書かれています。
  人間は、打てば響く。
年度末を迎えてアンケートに目を通すたび、そう実感します。
 4月からは、新たにもう1科目「日本国憲法」も教えます。
さあ、次年度も若者に「打てば響いて」もらえるよう、頑張るぞ!

 今日は牧之原市の『市民協働シンポジウム』に、大学院以来お世話になっている北川正恭先生が見えるので、私も一緒に拝見させてもらいに行って来ます!


posted by 田辺のぶひろ後援会 at 10:49| 田辺のぶひろ

2009年02月06日

「あたりまえ」と「ありがとう」

 前記のとおり、今年の新春の集いは1、000人近くのお客様をお迎えして無事に終了させていただくことが出来ました。
参加して下さった皆様、チケット販売に奔走して下さった皆様、準備をして下さった皆様、当日の進行や受付、誘導に係わって下さった皆様・・誰一人が欠けてもこのイベントは成立しませんでした。全ての皆様に心から御礼申し上げます。
 当日は冒頭で、今回の衆議院議員選挙への出馬を見送る意思を改めてお伝えし、応援してくださる皆様へお詫びする事から始めさせていただきました。
 しかし、一人の百歩より百人の一歩の精神を礎に、静岡を良くする政治活動を続ける気持ちに何ら変わりはありません。
気持ちを新たに前へ突き進む意思を、併せてお話しさせていただきました。

 さて、その話の中で触れた話題に、「あたりまえ」と「ありがとう」の話があります。この二つの言葉は、私は相反する対立語として考えています。
 政治的な立場のない自分がこうしてイベントを行えるのも、事務所を継続できるのも、全ては回りの心ある方々の尽力のおかげです。決してこの日常をあたりまえだと思ってはいけない。「ありがとう」の気持ちを常に持ち続けようと自分を律しています。
 ・・・最後にひとつ。新春の集いで毎年受付を手伝ってくれるYさん。。無事に新年会もお開きとなり、受付の間着用していた事務所のジャンパーを返却してお帰りのなったのですが、そのポケットにメガネを入れたまま返却してしまったのです。後日事務所にメガネを取りに来たYさんは「ごめんなさいね、ありがとう!」と笑顔で受け取ってお帰りになったそうです。ご自分は受付の大混雑を「あたりまえ」のように笑顔でこなし、一方、相手にはあたりまえに「ありがとう」と言える。
 見習わなくては。

posted by 田辺のぶひろ後援会 at 11:32| 田辺のぶひろ

2009年01月25日

ことばの重み

 先のオバマ米大統領の就任演説は、アメリカのみならず全世界の人々の心にかつてないほどの感動と興奮を残したことでしょう。
就任演説は、選挙中の鬼気迫る若さと変革を前面に出した迫力ある話術が聴衆を虜にしましたが、就任演説は、やや抑え気味に、しかし心の中の強い決意がぐんぐん伝わってくる素晴しい演説でした。
 わが国でも、巷では彼の演説を集めたCD本が大人気で、オバマ氏の話が何故人を惹きつけるのかが、マスコミでも世間でも話題となっています。
 皆が魅力としてあげる、「私」でなく「私たち」という言葉を使い「アメリカはひとつ」と畳み掛ける話術は、国民の結束と絆を固くしたでしょう。
さらに私は、彼は『“自分の言葉”を聴衆に伝えている』から、聞く人の心に深く入り込んでくるのだと思うのです。
勿論有能なスピーチライターとの綿密な準備の下に計算され尽くしたスピーチであることはその通りです。しかし、それがライターの言葉を借りて読み上げているのでなく、根底にオバマ氏自身の信念がまずありきのスピーチだからこそ、人々の心の真ん中に届くのだと思います。
 言葉は言霊。発する一言一言には全てその人の意思があり、力があるのです。どれだけ耳障りのいい言葉をかっこよく並べても、言葉に自分の意思と責任を込めなければ、決して人の心は騙せないのです。
政治の道を歩く一員として、『ことばの重み』を改めて考えた一日でした。
 
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 14:03| 田辺のぶひろ

2009年01月05日

あけましておめでとうございます

 改めまして、新年明けましておめでとうございます。
事務所も今日から新年の業務を開始しました。新しい気持ちで前向きに力強く歩んで行きたいと決意を新たにしています。
 さて、誕生日が16日しか違わないバラク・オバマ氏が今月、米国第45代大統領に就任します。彼は演説でこう言いました。
「アメリカという国は、そこに自分の居場所があると信じたオバマという変な名前のやせっぽちの子供でも、希望を持てる国なのだ。だから我々はどんな時も希望を持たなければならない。・・・
困難をものともしない希望。
不確かであることをものともしない希望。
それこそが、“大いなる希望”という希望なのだ。」
 私は、日本でそして静岡で生まれたことを誇りに思い、この地にも希望があることを信じて平成21年に向かいます。経済危機をはじめ国内はますます混迷の度合いを深めていますが、「1人の100歩より100人の1歩」の精神で、ともに「しずおか」を考えて行きましょう。
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 16:48| 田辺のぶひろ

2008年12月29日

今年もお世話になりました。

 2008年もあと僅かとなりましたね。
皆様それぞれ新しい年への準備にお忙しいことと思います。
大掃除、おせちの準備等々・・・。
私はといえば、毎年同じですが大晦日まで仕事をしております。
そんな中、年明け早々に後援会の皆様に発送するお便りの準備にてんてこまいなのがこの時期の田辺事務所の恒例の風景です。
事務所のスタッフだけではとても作業がおいつかないため、ボランティアでお手伝いしてくださる方々のお力を借りています。

 それにしても、この暮れもおし迫った時期にもかかわらず、
ご自分のご家庭のことだけでも忙殺されるこの時期に、一日中休みなく封筒にシールを貼り、お便りを入れる作業をしてくださる。
 こんなありがたいことはありません。

私は外に出っぱなしなのに、知らないところで何日も手を休めることなく作業をして下さったお陰様で、今日までに見事にお便りが完成しました。
 
 関わってくださった全ての皆様、改めて心より御礼と感謝の気持ちをお伝えします。
そして、こういう方たちの優しい気持ちに支えられてこの1年を終えられる自分の立場に、深く感謝します。
 
 皆様、どうぞ健やかなお年をお過ごしください。
 
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 18:26| 田辺のぶひろ

2008年12月21日

痛感!!

 松下政経塾シンポジウムを終えて、個人的な面で痛感したことがあります。
それは、『いかに英語が錆付いているか! 』。
 私は今回シンポジウムの総括責任者の立場でした。そのため今年2月に一度アメリカを訪れたのを皮切りに、およそ半年の間このイベントに関わってきました。
そしてアメリカからゲストが来日した日からイベント当日までの5日間は、彼らと殆どの時間をすごしました。
 勿論通訳は別にいましたが、内心私は、通訳を通さなくてもなんとかやりとりできるかな・・位の気持ちでいました。
 私は20代の半ばにイギリスのサセックス大学院で1年間「国際関係論」を学びました。元々英語が大得意というわけではありませんでしたが、イギリス人の大学院生が学ぶ専門的な内容を同じように理解し、レポートを書くには相応の(必死の)努力が必要だったので、私の人生の中でかつてないほど英語漬けの日々をすごしました。おかげで帰国するころには英語で専門的な分野の会話をするのに不自由を感じないようになっていました。
 その後英語を使う機会はめっきり減りましので、今回はいいリハビリになるかな?と思っていました。
 しかし−
話は今回のアメリカ人との5日間に戻ります。
日常会話は何とかこなしましたが、専門の領域の話題になると「え?・・・なんて言った?」聞き取れないことに驚きました。同時に単語が頭の引き出しからなかなか出てこないのです。いささかショックでしたが、語学の習得は甘くないことを思い知らされました。20年も前に会得したきりまったく磨いてなければ、錆びるのは当たり前ですよね。日々コツコツと語学を学び続けている方々に改めて敬意を表します。私ももう一度、錆をはがして磨いてみようと決意した2008年でした。
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 18:40| 田辺のぶひろ

2008年12月12日

今年の漢字

 今日12月12日は「漢字の日」ですね。
これは、(財)日本漢字能力検定協会がその年から連想する一文字の漢字を募集し、最も多かった漢字を、『いい字一字』と読める12月12日に京都市東山区の清水寺で発表するものです。
 1995年から始まり、各年見事に世相を言い当てていていつも感心します。食品の表示偽装が相次いで発覚した昨年の漢字は『偽』でした。
 さて、もうすぐ今年の漢字が発表されますが、今年はどんな一文字になったんでしょう?
事前にいろいろな所で予想が繰り広げられていましたが、共通するのはその殆どが、やはりネガティブな印象を受ける文字でした。
ちなみに私が浮かべた文字は「迷」「脆」あたりです。先行きの見えない濃い霧の中で、国民は皆出口が見えなくて道に迷っている。今自分が立っている足元が、ある日突然崩れてしまう脆さにおびえている。
今はこの国の誰もが、形容し難い不安にかられ、言いようのない深い苦しみを心に抱えている様が、痛いほど伝わります。
 本来は『日本人ひとりひとりが、「いい字」を「一字」は覚えて欲しいという願いを込めて始まった』という漢字の日。幸せな文字が登場するのはいつのことでしょうか。
 まずは今年の一文字に注目しましょう。

 
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 12:14| 田辺のぶひろ

2008年12月05日

パトリック・クローニン氏

先に開催した松下幸之助生誕記念のシンポジウム。
日米関係の今後を考えることがテーマの今回、講師としてアメリカよりお招きしたのは、パトリック・クローニン氏。アメリカ・国防大学の安全保障研究所所長であるクローニン氏は、防衛のエキスパートと称されています。
 ご存知でしょうか、日本とアメリカの官僚制(行政システム)は、その雇用制度が大きく異なります。
日本の公務員が終身雇用制を基本にしているのに対して、アメリカは「政治任用制」をとっています。
 つまり、大統領が決まるとその下で行政スタッフが採用され、大統領の任期中、彼らは公務員としてホワイトハウスの仕事にかかわります。しかし大統領が退任した時点で、スタッフの任期も終了となります。そして新大統領の下で、新たにスタッフを採用します。
すなわち、政権が交代するたびに、ホワイトハウス内の政策立案に携わる行政スタッフは数千人単位でごっそり交代するのです。
 ですからホワイトハウスの行政スタッフは、前のキャリアは実に様々で、大学教授も多数重用されています。
クローニン氏もまた、政策立案を担うスタッフとして将来ホワイトハウスに入ることが有力視されている一人です。
彼の政治的スタンスはインディペンデント(共和党員でも民主党員にも属していない)で、無所属の私と同じ立場です。
このイベントの5日間、彼と共に過ごし、話をする中で、アメリカの中枢をよく知る彼の、かつインディペンデントとしての考え方に、多くの刺激を受けました。
クローニン氏.jpg
P.クローニン氏(前列中央)(国家基本問題研究所にて 櫻井よし子理事長らと)


posted by 田辺のぶひろ後援会 at 14:38| 田辺のぶひろ

2008年11月25日

「お〜い、田辺くん」

松下政経塾シンポジウムが昨日無事に終了しました。これから残務を片付けて静岡にもどる予定です。詳細はまた追ってご報告したいと思います。
 準備のため先週からずっと東京に滞在しました。とても残念なことにこの間に、お世話になっていた何人かの方が逝去されました。
 私が17年前に市議会議員に初当選したときの同期の方も、81年の天寿をまっとうされ、旅立たれました。続きを読む
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 13:44| 田辺のぶひろ

2008年11月14日

リハビリ

 階段から転落して肩甲骨3箇所を骨折してからはや2ヵ月半が経ちました。
日に日に患部の痛みも薄れてきて、このたび、ドクターから肩部と腕を固定していた器具を外していいとのお許しがでました。おかげで、ほぼ普通に日常生活を送れるようになりました。
 そして、本格的なリハビリに通い始めたところです。完全な快復にはもう少し時間がかかりそうですが、気長に完治を目指します。
 改めて皆様にご心配をおかけしましたことをお詫びしつつ、元気になりましたこと、ご報告申し上げます。
 ちなみにリハビリは病院で週2回各約30分。自宅で毎日朝晩各10分。腕を持ち上げて、硬くなった筋肉をほぐして動くようにするのが主なメニューです。セラピストの方曰く、「毎日続ければ、1日1ミリ腕があがるようになる」。1日さぼればすぐ逆に戻ってしまうようです。『日々の継続』が必ず良い結果を生むと信じて頑張ります!
それにしても・・・(噂どおり)リハビリは、痛い!!!(泣)
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 11:07| 田辺のぶひろ

2008年11月07日

米大統領選に思う

 バラク・オバマ氏が次のアメリカ大統領に選ばれました。
アフリカ系。47歳。国政入りしてわずかに2年。
世界一の大国は、その歴史上、かつて想像だにしなかった新しい選択をしました。
選挙期間中、その若さや人種的な側面から、中傷や攻撃にさらされ続けたオバマ氏は、遂には大勝を飾りました。

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posted by 田辺のぶひろ後援会 at 16:19| 田辺のぶひろ

2008年10月28日

日々思うこと

  衆議院選挙を見送る意思が、新聞テレビの報道で公になってから3週間余。
 以来、少しずつ皆さんに説明をさせていただいています。
本来ならば、後援会に入会してくださっているすべての方に会って、時系列を追ってきちんとお話ししなくてはならないことです。
しかし現実には、残念ながらなかなか難しいことです。
 それでも一日一日、出来る限りの時間を作って、一人でも多くの方にお会いする機会を持とうと努めています。
 応援・共感・賛同の声。
 疑問・反感・お叱りの声。
実にいろいろな思いをぶつけていただいています。

お会いする方によって、反応はさまさま。
でも、「『田辺のことを想っているから』これを言いたい」という、熱い気持ちは皆さん同じです。
重たい、でもものすごく温かい言霊が、ずしりと伝わってきます。
  
ありがたい。
かけていただくすべての言葉が身体に染みています。
これだけ温かい多くの皆様に、関わらせていただいている自分の立場に、感謝です。
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 16:13| 田辺のぶひろ

2008年10月07日

不出馬にあたって

田辺のぶひろです。一部新聞で報道された通り、私は次期衆院選挙への出馬を見送ることを決意したこと、ご報告します。
前回、前々回と「地域から国を変える!」との訴えを中心に据えて、無所属の挑戦をいたしました。しかし、小選挙区制度下での衆院選挙はますます二大政党の争いの様相を強めている現状では、私の訴えを受け入れる余地がなくなりつつあること、残念ながら認めざるを得ません。まさに断腸の思いですが、ご理解のほど、お願い申し上げます。
しかしながら、政治活動はこれまで通り、継続していきます。今は、大学教員の仕事に勤しみながら、充電して時を待とうと思います。
今後とも引き続きましてご指導ご支援いただきますよう、お願い申し上げます。
平成20年10月7日
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 13:32| 田辺のぶひろ

骨折・全治3ヶ月・そして・・・

 8月末の朝5時。外はどしゃ降りの雨でした。
「辻立ちは中止かな・・」そう呟きながら玄関を開け、外に出ました。
自宅は建物の2階で、玄関脇から階下にのびる外付けの階段には、雨水の水溜りができています。
階下のポストに新聞を取りに行こうと階段に足をかけた瞬間、階段に溜まった水に足をとられ、15段の階段を一気に滑り落ち地面にたたきつけられました。
怪我の写真.jpg続きを読む
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 11:58| 田辺のぶひろ