昨日4月3日の土曜日、茅ヶ崎の松下政経塾にて新塾生の入塾式が行われました。政経塾では、OBが持ち回りで入塾式のお手伝いを仰せつかる慣例になっています。今年は私達6期生が担当ということで、前夜から同期の仲間と茅ヶ崎の塾に宿泊しました。
久しぶりに同期と塾に寝泊りして、25年前の、我々の入塾した日のことを懐かしく思い出しました。6期生として入塾したのは11人。出身地も学校も経歴も将来の夢も、それぞれ異なる者が、縁あって出会った日でした。
当時、塾で学ぶ期間は5年間(現在より長かったのです)。殆どの同級生達が就職して社会人としての一歩を踏み出す時期に、5年もの期間を更に学びに費やす事は、相応の覚悟が必要でした。皆、覚悟を決めて飛び込んだ訳で、ゆえに一人ひとりが強い個性と信念を胸に抱えていました。
さて、今回集まれたのは半分の6人。それぞれが様々なジャンルで懸命に頑張っています。彼らと前夜遅くまで語らい、早朝は塾生時代のように掃除を一緒にし、清清しい気持ちで入塾式を迎えました。
この2日を通して、改めて「初心忘るべからず」の思いを強くしました。今の自分から見たら、あの頃の自分は、世間知らずで頭でっかちで生意気な若者だったと思う。
でも、「世の中を良くする事に何としても関わりたい」と政治の道に飛び込んだ、とても強く真直ぐで凛とした気持ちを、やっぱり忘れてはいけない。
posted by 田辺のぶひろ後援会 at 16:06|
田辺のぶひろ